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21世紀の曙日本
2020年10月06日(Tue)
【親が知っておきたいこと子どもが不登校に?「学校に行きたくない」と言われたら】
文部科学省の調査によると、不登校の子どもは、小・中・高校のいずれも年々増えています。今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、休校や分散登校、夏休みの短縮など、子どもたちを取り巻く環境が大きく変わっており、ストレスが心配されています。

いじめと同じく、不登校を予防することはできず、どんな子どもでも何かをきっかけに不登校になる可能性はあります。子どもから「学校に行きたくない」と言われたとき、親はどのように対応すればいいのでしょうか。心理カウンセラーの岸井謙児さんに聞きました。

子どもの本音を認めるかどうかは親次第だが、学校に行くかどうかを決めるのは子ども自身。親の価値観を見つめ直し、今をイキイキと過ごせる雰囲気づくりを
Q:不登校になる原因は、何ですか? -------- 不登校の原因として、一つには、いじめや発達障害などがあります。それ以外にも、子どもによって、さまざまな要因が考えられます。「学校に行きたくない」と思うことは、誰にでもあります。そこから、「行きたくないと思いながらも登校する子」と、「行きたくないから不登校になる子」がいる点に注目しています。

その違いは、「社会的な役割」と「自分の本音」とのバランスのとり方にあるのではないのでしょうか。

多くの人が、「学校に行くのは子どもの社会的な役割で当たり前のこと」と考えています。行きたくないけれど学校に行くのは、子ども自身が「役割」を重視しているから、不登校になるのは、「本音」を重視し、行動しているからだと思います。

これは、子どもだけでなく、大人でも同様です。「仕事に行きたくない」と思いながらも、「お金のため」「家族を養うため」など、「役割」を全うしている人は少なくありません。40代くらいまでは、社会に適応していくことが、人生のテーマの一つでもあると言えます。

一方で、仕事も育児も一段落したような50代以上では、「自分らしくどう生きるか」という「本音」の部分に向き合うようになってきます。

不登校になる子どもは、社会的な立場を確立する前の段階で、すでに「自分らしさ」や「本音」に向き合ってしまうことから、身動きが取れなくなるのではないでしょうか。不登校で相談に来る子どもたちは真面目で、物事を突き詰めるような性格の子どもが多い傾向にある印象です。

Q:新型コロナウイルス感染拡大による休校などは、どのような影響を及ぼしたと考えられますか? -------- 不登校の子どもは、学校へ行けないことに罪悪感を抱いています。学校がある時間帯には外に出ようとせず、放課後や休日なら外出できる、という子どもが多いです。コロナにより、社会的な不安は高まっていますが、不登校の子どもにとっては、休校により「自分だけが学校に行けないのではない」と思え、気持ちが楽になった可能性があります。

学校再開後にも「コロナの感染が怖い」と、学校を休んでいる子どもが少なくないと聞きます。必ずしも不登校とは限りませんが、「自分のせいではない」と思えると、子どもの罪悪感は軽減されます。

Q:ある日突然、不登校になるのでしょうか。それまでに親が気にしておきたい予兆はありますか? -------- 文科省の調査での定義では、「不登校」とは、身体的、経済的な理由以外で年間30日以上学校を欠席した状態を言います。前述のとおり、子どもの性格的に「役割を重んじて周囲に合わせるタイプ」よりも、「自分の本音を大事にするタイプ」の方が不登校になる可能性は高いと言えますが、「不登校の始まり」は、はっきりしない場合が多いです。ある日突然学校に行かなくなるケースもあれば、学校に行ったり行かなかったりするケースもあります。

そのため、「友だちとうまくいかない」「勉強についていけない」など、不登校になったきっかけを後から想像することはできるかもしれませんが、先回りして予防することは難しいでしょう。たとえ、「表情が暗い」「おなかが痛いとすぐに言い出す」など、子どもの変化に気付いたとしても、それが不登校につながるかどうかは、その時点ではわかりません。

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17:09
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